赤道で赤道儀
1月27日(日)
3月に赤道あたりの北緯4度まで行くことになりました。観光旅行なのですが3泊するので一晩くらいは星が撮れたらいいなと思っています。
2016年に南緯1度のスラウェシ島、2018年に北緯1度のシンガポールに行きましたが、スラウェシは皆既日食、シンガポールは皆既月食でしたので星の写真はほとんど撮っていません。それでもスラウェシでは2泊のうち晴れたのは日食当日未明のみ、南十字やケンタウリは撮れましたがメインではなかったので本気感はありませんでした。
今回はスカイメモSにカメラを2台載せようとしていますが、赤道付近では赤道儀を水平にするので重量バランスに気をつかいます。実際にバランスを崩さないか試してみることにします。
カメラとレンズは
01:日本付近用に35度でセットしてあります。
02:おそるおそる水平に近づけます。
03:なんとかバランスを崩さずにすみました。
次はチャンスを見て実写で星を撮ってみることです。
GoPro を買ってしまった
1月17日(木)
16日夜に注文した GoPro が予定より早く昼前に届きました。
GoPro HERO7 black という機種で、水中撮影がしたくて買ったシロモノです。
それだけでも防水機能があるのですが、別に水中用のハウジングも買ってしまいました。
SONYファンですからアクションカムも考えましたが、こういう機器には慣れていないのでその場合は売れているものを買うのが一番情報が豊富です。
バッテリーの充電やら、スマホへのアプリダウンロードやらで実際に使ってみたのは19日です。以後しばらくこれで遊んでみようと思います。
01:まずは組み立ててから、三脚用のネジのついたものに変更
02:USBのCタイプで充電できます
03:バッテリーはそれほど長持ちしませんので、あと2個くらい欲しいです。
04:自宅にあった microUSB 64GBをとりあえず挿してみます
05:水中用のハウジングと、手首に巻くフロートを買いました。
もし手から離してもフロートがあるので浮きます。風呂場でおそるおそる試してみましたが大丈夫でした。
とにかくバッテリーの消耗が激しいのが弱点です。
EF8-15mmF4L フィッシュアイUSM
1月2日
CANONのズームフィッシュアイを買ってしまいました。
EF8-15mmF4L フィッシュアイUSM
CANON機はAPS-Cしかもっていませんので、SONYのフルサイズミラーレスでの使用が前提です。レンズ自体は2011年の登場で少し古い設計かと思っていましたがネット上の作例などみて使えそうだと感じて購入を決めました。
ズームできる広角レンズが欲しかったので、SONY純正の12-24mmが第一候補だったのですが、14mm、20mmの明るい単焦点を持っているので天体用に12-24を使う気にはならず、それなら星撮りでも使えそうなフィシュアイに変えました。
1月3日の初詣でα7RⅢ、同じく星撮りでα7R天体改造機 にSIGMA MC-11 を介して使ってみました。
01:出目金です。フードは対角魚眼でのみ使えます。全周にすればケラレます。
レンズキャップはフードの上からします。
02:AF-MFスイッチと、APS-Cでフードによるケラレが発生しないようにするリミットスイッチがあります。
03:MC11をつけたα7R改造機とフィッシュアイ
04:8mmで全周魚眼
05:15mmで対角魚眼
06:α7R天体改造+MC11+EF8-15、F4、57秒
07:対角魚眼
08:全周魚眼の中央部と周辺像、中央では円像ですが周辺はコマ収差があります。
09:東大寺 大仏殿
10:広目天:14mm F4、1/20
しぶんぎ流星群
1月3日(木)から4日(金)の夜に しぶんぎ座流星群の撮影に行きました。
現在では しぶんぎ(四分儀)座という星座はありませんが流星群の名前として残っています。六分儀や八分儀座はありますが四分儀は1922年の現代星座策定のとき消えてしまいました。アルゴ座(オデッセイに登場する巨船)も大きすぎたのか「とも」「りゅうこつ」「ほ」のパーツに分解されてしまいました。
残念ながら流星はほどんど写りませんでしたが、今年になって初めての星撮りで冬の星座や星雲を撮ってみました。
01:オリオン星雲、この時間帯だと必ず人工衛星が数個写ります。
02:バラ星雲
03:20mmで撮ってトリミング
04:G3Xで星撮りモード
05:よくみるとかろうじて2個の流星が写っています。
05a:黄色い○の部分です。右上は飛行機の航跡
06:かもめ星雲
07:しし座が昇りきったので銀河を撮ってみましたが、FC60+レデューサ(0.72)では焦点距離が短すぎです。500mm持ってくればよかったと後悔。