オールドレンズ ROKKOR 50mmF1.4

ネットオークションで MINOLTA MD ROKKOR 50mm 1:1.4 レンズを落札しました。またKIPON(キーポン)のマウントアダプター(MD→Eマウント)も合わせて購入しました。こちらは送料を入れてもオークションより安かったので香港からの直輸入にしました。
理由は Eマウントレンズには単焦点の明るいものがありません。AマウントならF1.4がSAL50F14とSAL50F14Zがありますが安いSAL50F14でも実売価格35000円、ツァイスのSAL50F14Zなら12万円もします。
天体写真用に使用するのでレンズさえ良ければオートフォーカスでなくてもかまいませんから旧MINOLTAのMDレンズを探していました。そこそこ程度の良さそうなものが5000円前後であるのですからオークションの利用価値は高いです。
今回はレンズ5500円、もっと安いのもありましたが状態を考えてこれに決定しました。マウントアダプター7000円で別途購入しました。(送料込み)
 
送られてきたレンズは絞りを開放にして内側から覗くと、カビや曇りはありませんがスリ傷のようなのものが2本と、細かいホコリの混入が見られます。消毒用アルコールで手に触れる部分を拭いたあと、無水アルコールでレンズを拭くとスリ傷のような線は取れてホコリだけが残りました。前の所有者が手で触った跡のようでしたので、綺麗になり安心しました。ホコリも表面にあるものを除くと最初に見たときの3分の1程度になりました。まあ20年ものの5500円だから十分許容範囲です。
 
早速 NEX-6に付けてみました
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なんだかメカニカルな雰囲気がしてとても気に入りました。カラフルな数値が刻まれたリングで、オールドレンズを使用する人はこういう点にも魅力を感じているのでしょう。もっと古いレンズだと金属の質感が感じられます。
 
部屋のぬいぐるみを撮ってみました。
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ISO400 開放F1.4 1/50 です。 
中心部の解像度と周辺部の解像度を比べてみました。
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まずは中心部(ピクセル等倍)
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周辺部ピクセル等倍) 手持ち撮影なので、まあまあの描写です。
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左が開放、右がF16に絞ったところです。6枚羽根なのでF2とか2.8で星を撮れば光条は6本になるはずです。古いレンズなのでしっかり6角形になっています。
 
夏までには星の写真など撮ってみようかと考えています。