使用機材 その5 NEX-5N

NEX-5Nはホワイトボディとブラックボディの2種類を所有しています。
同じカメラですが、ブラックボディはローパスフィルターを取り除いて、代わりに石英ガラスを入れた改造カメラです。
NEXに限らず、ほとんどのデジタルカメラにはローパスフィルターが撮像素子(イメージセンサー)の前に置かれています。ローパスフィルターの目的は特定の波長を光をカットし、またモアレ模様を防ぐことですが、天体写真で赤から赤外に近い長波長の光をカットしてしまうので、ローパスフィルターがあると長時間露出しても写したいものが写らないと言う場合があります。そこでこれを取り除いたものが改造カメラになります。
しかしローパスフィルターを取り除いただけのカメラでは、赤外線が素通しされ赤の素子を感光させてしまうので全体に赤っぽく写ります。普段は赤外域と紫外域をカットするフィルターをレンズの前に装着し、必要なときにはR72以上の赤~赤外域のみを通すフィルターを付けて、いわゆる赤外線写真を撮ることができます。カラーは無意味なのでモノクロ写真になります。
 
イメージ 1
左から
NEX-5 SEL16F28+VCL-ECF1(フィッシュアイコンバーター
NEX-5N SEL18200
NEX-5N LA-EA2+SAL135F18Z(Sonnar T* 135mm F1.8 ZA)
ちょっと自慢のレンズです。