スマホカメラはコンデジと並んだ?

9月に「スマホカメラはコンデジを越えない」と書きました。
その後、もう一度 確認のためテストをやってみました。
比較したのは
SONY NEX-6+(LA-EA4)+TAMRON B016(16-300mm)
SONY HX-10V
SONY XPERIA A2(SO-04F)
です。すべて手持ち撮影でおこないました。
元画像の黄色い枠部分をピクセル等倍で切り出しています。赤矢印は注目した部分です。
まず明るい場所での撮影
イメージ 1
 
イメージ 2
SONY NEX-6:ISO100、f=16mm、F7.1、1/200
もうちょっとクッキリ写って欲しかった・・・便利ズームにそこまで求めるのは酷でしょうか。
イメージ 3
SONY HX-10V:ISO100、f=4mm、F3.3、1/1250
エッジ部分は映像エンジンのせいかクッキリしていますが、塔の煉瓦部分はともかくとして、窓の部分が潰れています。
イメージ 4
SONY XPERIA A2:ISO50、f=5mm、F2、1/1600
エッジは甘いです。ところでEXIFをみれば f=5mmとなっています。1/2.3インチセンサーでピクセル等倍ならもうすこし大きく写りそうなものですが・・と思ったら画素数が多いせいです。
 
暗い場所でISO感度を上げての撮影
元画像
イメージ 6
 
イメージ 5
SONY NEX-6:ISO800、f=16mm、F3.5、1/40
イメージ 7
SONY HX-10V:ISO800:ISO800、f=4mm、F3.3、1/80
イメージ 8
SONY XPERIA A2:ISO250、f=5mm、F2、1/32
XPERIA A2のカメラはオートでISO6400まで上がりますが、このときはカメラ側で勝手に設定していました。
上から垂れた鎖のエッジはHX-10Vのほうがクッキリとしていますが、その左の板がHX-10Vでは潰れています。このコンデジは輪郭はしっかり処理するのですが、似たような色調があると潰れるのです。
 
こう書くとXPERIA A2が健闘していて、2年前のコンデジより良いようにも思えますが、光学ズームができないのは痛いですね。それでも暗所での撮影は結構 威力を発揮します。さすがISO6400のことはあります。センサーがCCDのHX-10Vと比較すれば、暗所ではXPERIAが上回っていると思います。
カメラは持ち込みにくい(禁止ではないようですがストロボは禁止)、ライドは加速が付いて揺れるので撮影はなかなか現実的ではありません。ライド直前にスマホをしまえと言われます。
イメージ 9
喋る絵:XPERIA A2:ISO6400、F2、1/8
 
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