背景ボカし

ここ数年 知恵袋などみていると背景ボカしを入れた写真を撮りたいのでどのカメラが良いかなどという質問に当たります。
背景ボカしを入れるには次の4条件が必要になります。
1.対象と背景までの距離比が大きい
2.レンズが望遠
3.レンズが明るい(F値が小さい)
4.カメラのセンサーが大きい
1~3は被写界深度の問題でレンズが大きく明るいほど背景がボケやすくなります。
フルサイズやAPS-Cイメージセンサーのほうがマイクロフォーサーズ(μ4/3)や1インチ、あるいはそれ以下の1/2.3インチセンサーよりボケやすいのですが、そのための明るいレンズをつくればガラス素材、研磨精度もいれて大きく重くなってしまいます。μ4/3のほうが安くて軽いレンズを作れる可能性があるということになります。
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逆に言えば、大きなセンサーのカメラほど大きくて重いレンズを要求することになり、チープなキットレンズではなかなか良いものは撮れないということになります。
しかしアマチュアでそんな高価なレンズをとっかえひっかえ使える状況にはとてもないため、無い物ねだりをせずなんとかやりくりして良い写真を撮りたいものです。
撮影データ
NEX-6+B011
ISO400 F6.3 f138mm 1/250
あまりボケすぎると雰囲気が出ないのでこのくらいにしてみました。
花などを撮るには少し玉ボケのようにしたいのですがなかなか上手くいきませんね。
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撮影データ
NEX-7+B001
ISO100 F7.1 f281mm 1/60